ライブを終えて

10月から穂高養生園へ戻ってきています。

先日は近くの松川村にある、すずの音ホールのロビーで

シンガーソングライター田野崎文ちゃんのライブがあって

その伴奏をさせてもらいました。


ピアノ、というか、音楽は私にとって特別なものだった、と

いうことを実感した時間になりました。

感じた事をFace bookに載せたものをそのまま、

ここにも残しておきたいと思います。


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音楽を聞くことも楽器を弾くことも嫌になって、

音楽をやめたのが約9年前。

今やっと、人前でピアノを弾くことを自分に許せるようになった。

私は演奏のテクニックがあるタイプではない。

そういう「ヘタクソ」な自分を人前に曝すことは

「できる子」でありたかった私にとって物凄く怖いことでもあった。

そうしているうちに、楽しくて、大好きで続けていた音楽が

いつの間にか怖いものに変わってしまって、

そんな状態で演奏することが申し訳ないと思うようになった。

なので音楽をやめた。


音楽をやめてからヨガやteate®︎セラピー、エサレン®︎ボディワーク、

5Rhythms、ダンスセラピーと出会い、

体を通して自分の内面と向き合うことになった。

その後、離婚を選択し、養生園へ来ることを決め、

たくさんの人々と出会い、出会った人々と関わることで

自分のことが理解できるようになってきた。

それは自分を少しずつ解体していくような、知っていくような、

肯定していくような作業でもあったように思う。


そういった作業を重ねていくうちに過去の自分も今の自分も

受け入れられるようになってきて、許せるようになってきて、やっと、

自分の感じたものや見ているものをピアノで表現することを許せる私が今いる。

許せるようになるまで時間がかかったし、

怖いと感じるものはまだ存在するけれど、

ピアノで表現することを許せるようになった自分が嬉しい。

そして何より、表現することで誰かに喜んでもらえるなんて、最高だと思う。


こういった人の持つ「影」とでも呼ばれるような部分は煙たがられがちだけれど、

そこから産まれる音楽や絵画などは美しくて心を動かす。

だから私は人のなかにある「影」も悪いものとは思えない。

美しいものが、そこから産まれてくるんじゃないかと思うから。


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by shiva1129 | 2018-10-26 10:04 | 日常 | Comments(0)

エサレン®ボディワークプラクティショナーのブログ


by 柴﨑久美子